自動調理鍋は便利だけれど、圧力調理には電気を使うイメージがあるので「電気代がどれくらいかかるのか」気になったことはないでしょうか。
シロカの「おうちシェフクッカー」は、5LモデルのSP-MC5D171が1200W、2.4LモデルのSP-MC2D151が700Wと、消費電力が異なります。この記事では、公式スペックをもとに1回・1ヶ月・1年あたりの電気代を試算します。
この記事でわかること
- SP-MC5D171・SP-MC2D151の1回あたりの電気代
- 使用頻度別の月間電気代の目安
- 年間でかかる電気代の目安
- 電気代を抑えるための使い方のコツ
⬇️ 試算してみると、思ったより電気代を気にせず使えることが分かります。詳しいスペックが気になる方はこちらからチェックできます。
SP-MC5D171・SP-MC2D151の消費電力
電気代を試算する前に、まずは両モデルの消費電力を確認しておきましょう。
| 項目 | SP-MC5D171 | SP-MC2D151 |
|---|---|---|
| 消費電力 | 1200W | 700W |
| 調理容量 | 3.2L | 1.6L |
| 参考価格 | 39,820円 | 24,860円 |
出典:シロカ公式サイト「自動調理鍋 おうちシェフクッカー 5L」製品ページ、「同 2.4L」製品ページ。
SP-MC2D151はSP-MC5D171の約6割の消費電力です。調理容量が小さい分、ヒーターの出力も抑えられていると考えられます。
電気代の計算方法と前提条件

今回の試算では、電力量料金の標準的な目安単価である31円/kWhを使用しています。実際の電気代は契約している電力会社・プランによって異なるため、あくまで目安としてご覧ください。
計算式は以下の通りです。
消費電力(W)× 使用時間(h)÷ 1000 × 31円/kWh = 1回あたりの電気代
圧力調理は、加熱→加圧→保温という工程を経るため、調理中ずっと定格消費電力のまま電力を使い続けるわけではありません。今回は「1回の調理(加熱〜加圧〜保温込みで目安50分)」を基準に、定格消費電力を使い続けたと仮定した、やや厳しめの見積もりで試算しています。
実際には加圧後の保温工程などで消費電力が下がる場面もあるため、実際の電気代はこれよりやや少なくなる可能性があります。
1回あたりの電気代
上記の条件で試算すると、1回あたりの電気代は以下のようになりました。
| モデル | 1回あたりの電気代目安 |
|---|---|
| SP-MC5D171(1200W) | 約31.0円 |
| SP-MC2D151(700W) | 約18.1円 |
消費電力の差がそのまま電気代の差に表れており、SP-MC2D151の方が1回あたり13円ほど安くなる計算です。
同時調理はSP-MC5D171のみに搭載された機能です(SP-MC2D151は非対応)。同時調理を使えば、SP-MC5D171の1回分の電気代(約31円)で主菜と副菜を同時に作れることになります。
1品ずつ2回に分けて調理するより、電気代の面でも効率的といえそうです。
同時調理のメリットも含めて詳しく知りたい方はこちらから確認できます。
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使用頻度別・月間電気代シミュレーション

1回あたりの電気代をもとに、使用頻度別の月間電気代を試算しました。
| 使用頻度 | SP-MC5D171 | SP-MC2D151 |
|---|---|---|
| 週1回(休日の作り置き) | 約124円 | 約72円 |
| 週3回(平日の主菜作り) | 約403円 | 約235円 |
| ほぼ毎日(1日1回) | 約930円 | 約543円 |
ほぼ毎日使うヘビーな使い方でも、月1,000円に届かない程度です。週数回のペースであれば、月数百円程度に収まる計算になります。
「かしこい予約プログラム」を使うと、加熱後に約75℃で保温する仕組みが働きます。保温時の消費電力は公式に個別の数値が示されていませんが、一般的に保温は加熱時より低い電力で維持されることが多いため、予約調理を使っても電気代が大幅に増えることは考えにくいと思われます。
年間の電気代目安
週3回(平日の主菜作り)のペースを1年間続けた場合の目安も試算してみました。
| モデル | 年間電気代目安 |
|---|---|
| SP-MC5D171 | 約4,836円 |
| SP-MC2D151 | 約2,821円 |
年間で見ると2,000円前後の差になります。日々の調理の手間や時短効果と、この電気代差を照らし合わせて検討するとよさそうです。
電気代を少しでも抑えたい方は、消費電力の小さいSP-MC2D151も候補になります。気になる方はこちらから詳細を確認できます。
他の調理家電と比べてみると
SP-MC5D171の電気代がどれくらいの水準か、身近な調理家電と比べてみましょう。
| 調理家電 | 消費電力 | 1回あたりの電気代目安 |
|---|---|---|
| SP-MC5D171(自動調理鍋) | 1200W | 約31.0円(50分使用) |
| ホットプレート(参考値) | 1300W | 約20.2円(30分使用) |
| 電子レンジ(参考値) | 1000W | 約5.2円(10分使用) |
ホットプレート・電子レンジは一般的とされる目安のワット数・使用時間を使った参考シミュレーションです。単純な消費電力だけで見るとSP-MC5D171はやや高めですが、調理時間や同時調理による効率も踏まえると、極端に電気代がかさむ家電ではないといえそうです。
電気代を抑える使い方のコツ

電気代そのものは大きな金額ではありませんが、少しでも抑えたい場合は以下のような使い方が考えられます。
- 同時調理を活用し、2品を1回の調理でまとめて作る
- 作り置きをまとめて仕込み、調理の回数自体を減らす
- 保温時間を必要以上に長くしない
- 世帯人数に合ったモデル(SP-MC5D171/SP-MC2D151)を選び、無駄な大容量調理を避ける
特に同時調理は、1回分の電気代で2品作れるため、電気代・時短の両面でメリットがあります。
電気代だけで選ぶのはもったいない理由
ここまでの試算を踏まえると、SP-MC5D171とSP-MC2D151の電気代差は、月数百円・年間でも2,000円前後に収まります。
一方で、容量は2倍、同時調理の有無という機能差もあります。電気代の安さだけでSP-MC2D151を選んでしまうと、「同時調理を使いたかったのに非対応だった」「思ったより容量が足りなかった」という後悔につながる可能性があります。
家電の電気代は「ランニングコスト」と呼ばれますが、自動調理鍋のように使用頻度が生活スタイルに直結する家電の場合、電気代の差より「日々使いやすいかどうか」の方が満足度に影響しやすいといわれています。容量・機能で選び、電気代は参考情報として捉えるのが現実的です。
世帯人数・同時調理の必要性を優先して選び、電気代はあくまで参考情報として捉えるのが現実的です。容量・機能面の詳しい比較は、別記事もあわせてご確認ください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 圧力調理と蒸し調理で電気代は変わりますか?
調理方法によって加熱時間や工程が異なるため、電気代にも多少の差が出ると考えられます。この記事の試算は圧力調理を想定した目安のため、蒸し調理や低温調理など時間のかかるメニューでは電気代がやや変わる可能性があります。
Q2. 保温を長時間使うと電気代は大きく増えますか?
保温時の消費電力は公式に明確な数値が示されていませんが、一般的に保温は加熱時よりも低い電力で維持されることが多いとされています。極端に長時間放置しない限り、大きく電気代が増える心配は少ないと考えられます。
Q3. SP-MC5D171とSP-MC2D151、電気代重視ならどちらを選ぶべきですか?
1回あたりの電気代はSP-MC2D151の方が安くなりますが、その差は1回あたり13円ほどです。電気代だけで選ぶよりも、世帯人数や同時調理の必要性で選ぶ方が現実的といえそうです。
Q4. 電気代以外にランニングコストはかかりますか?
パッキンなどの消耗品は、使用状況によって交換が必要になる場合があります。詳細は取扱説明書または公式サポートページでご確認ください。
Q4b. 待機時(コンセントを挿しているだけの状態)でも電気代はかかりますか?
多くの家電と同様、待機電力(コンセントに挿しているだけで消費される微量の電力)が発生している可能性はありますが、公式に具体的な数値は示されていません。長期間使わない場合は、コンセントを抜いておくと安心です。
Q5. 型番が似ている旧モデルと間違えないコツは?
シロカには型番の似た旧シリーズが複数あります。「SP-5D151」「SP-5D152」(「おうちシェフ PRO L」)、「SP-2DP251」「SP-2DM251」(「おうちシェフ PRO」)に加えて、「SP-4D151」「SP-4D171」(2019〜2020年発売の初代「おうちシェフ」、4Lタイプ)という、さらに世代の異なる製品もあります。
SP-MC5D171・SP-MC2D151は「おうちシェフクッカー」という2026年発売の新シリーズです。商品名に「クッカー」と入っているか、型番に「MC」が入っているかが見分けるポイントです。
商品名に「PRO」と入っていれば旧シリーズなので、購入時は型番の英数字と商品名を1文字ずつ照合することをおすすめします。
まとめ
SP-MC5D171の電気代は、1回あたり約31円、週3回使っても月400円ほどに収まるという試算になりました。
SP-MC2D151はさらに電気代を抑えられますが、その差は月数百円程度です。
電気代だけで選ぶよりも、世帯人数や同時調理の必要性で選ぶ方が現実的といえそうです。
同時調理を活用すれば、1回分の電気代で2品を仕上げられるため、電気代・時短の両面でメリットがあります。
⬇️ 電気代を気にせず、毎日の食卓に同時調理を取り入れられます。気になる方はこちらからチェックしてみてください。
※型番に「MC」が付いているかご購入前に必ずご確認ください。
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