「クールウェアって毎日使ったら電気代がかさむのでは?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、アイリスオーヤマのクールウェアCASUALセット(CCS)はコードレスのバッテリー式なので、エアコンのような「使っている間ずっと電気代がかかる」タイプの家電とは仕組みが異なります。
この記事では、CCSの充電1回あたりの電気代の目安や、シーズンを通して使った場合の合計費用をシミュレーションしてご紹介します。
この記事でわかること
- クールウェア(CCS)の電気代の仕組み
- 充電1回・1日・1シーズンあたりの電気代の目安
- 運転モード別のバッテリー持続時間
- 電気代を抑える使い方のコツ
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クールウェアの電気代の仕組み(充電式であることを理解しよう)

CCSはコンセントに繋いだまま使う家電ではなく、内蔵のモバイルバッテリーで動作するコードレス仕様です。
そのため、電気代が発生するのはバッテリーを充電するタイミングのみで、着用中に電気代が加算され続けるわけではありません。
この点はエアコンや扇風機のようなコンセント直結タイプの家電と大きく異なるポイントです。
モバイルバッテリー式の家電は、着用中のランニングコストではなく「充電コスト」で電気代を考えるのがポイントです。
CCSのバッテリー・充電の基本スペック
公式サイトの製品情報をもとに、CCSのバッテリー関連スペックをまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー容量 | リチウムイオン電池3.6V 3350mAh×2 |
| 総電力量(目安) | 約24.12Wh |
| 充電時間 | 約5時間 |
| 連続運転時間 | 強:約12時間/弱:約25時間 |
出典:アイリスオーヤマ公式「クールウェアCASUALセット フード無」製品ページ
充電1回あたりの電気代を計算してみる
バッテリーの総電力量(公称値をもとにした概算で約24.12Wh)をもとに、電気代を試算してみます。
実際にコンセントから消費する電力量は、充電時の変換ロスを含めると公称容量よりやや多くなります。USB充電(5V系)の変換効率は使用する充電器やケーブルによって70〜90%程度まで幅があるとされているため、ここでは実効効率70〜90%の範囲で試算します。
24.12Wh ÷ 充電効率0.7〜0.9 ≈ 約27〜34Wh(0.027〜0.034kWh)
0.027〜0.034kWh × 31円/kWh ≈ 約0.8〜1.1円
フル充電1回あたりの電気代は、約1円前後という計算になります。バッテリー容量は公称値をもとにした概算であり、実際の充電効率は使用環境や充電器の性能によって変動するため、あくまで目安としてご覧ください。
他の暑さ対策家電との電気代比較
CCSの電気代がどれくらい安いのか、他の暑さ対策家電とあわせて比較してみましょう。
| 家電 | 1日あたりの電気代目安 | 算出条件 |
|---|---|---|
| クールウェア(CCS) | 1日1回充電で約0.8〜1.1円 | フル充電1回分 |
| 扇風機 | 約1〜3円程度 | 消費電力30〜50W程度を8時間使用と仮定 |
| エアコン(冷房) | 約60〜150円程度 | 消費電力500〜700W程度(最大出力想定)を8時間使用と仮定 |
エアコンや扇風機の消費電力は機種によって大きく異なるため、あくまで目安としてご覧ください。特にエアコンはインバーター制御により、設定温度に到達した後は消費電力が下がるなど運転状況によって大きく変動するため、実際の電気代はここで示した数値より低くなるケースも多いと考えられます。それでも、クールウェアの電気代がいかに小さいかが分かる比較といえそうです。
屋外での作業中や、エアコンの効きにくい玄関先・ベランダなどでの作業では、クールウェアを併用することで冷房の稼働時間そのものを減らせる可能性もあります。
使用頻度別の電気代シミュレーション

1回の充電コストをもとに、使用頻度ごとの電気代を試算しました。
| 使用頻度 | 期間 | 電気代の目安 |
|---|---|---|
| 週2〜3回充電 | 1ヶ月 | 約8〜11円 |
| 毎日1回充電 | 1ヶ月(30日) | 約24〜33円 |
| 毎日1回充電 | 夏場シーズン(90日) | 約72〜99円 |
毎日欠かさず充電したとしても、夏場3ヶ月間の電気代は100円に届かない程度という計算になります(試算幅:約72〜99円)。
エアコンを1日数時間稼働させる電気代と比べると、桁違いに安く済むといえそうです。
使用日数別に、より細かくシミュレーションした結果も見てみましょう。
| 使用シーン | 年間使用回数の目安 | 年間電気代の目安 |
|---|---|---|
| 週末の庭仕事・買い物中心 | 約40回 | 約32〜44円 |
| 夏場ほぼ毎日使用 | 約90回 | 約72〜99円 |
| 屋外作業で通年よく使う | 約150回 | 約120〜165円 |
どのパターンでも、年間で見ても電気代は数百円以内に収まる計算になります。
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運転モード別のバッテリー持続時間
CCSは強・弱・リズムの3段階で風量を調整できます。
風量を上げるほど涼しさは増しますが、バッテリーの消費も早くなるため、稼働時間とのバランスを考えて使うのがポイントです。
| 運転モード | 連続運転時間の目安 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 強 | 約12時間 | 猛暑日の屋外作業など、涼しさを優先したい時 |
| 弱 | 約25時間 | 長時間の外出や、こまめな充電が難しい日 |
| リズム | 公式に具体的な時間は明記されていませんが、強と弱の中間程度になると推測されます | 自然な風を感じながら、ある程度の持続時間も確保したい時 |
1日中の外出でも、弱運転であれば充電切れの心配は少なそうです。
WORKシリーズ(CHW/CNW)用バッテリーとの充電コスト比較
CHW/CNWに組み合わせる別売バッテリーセットCLIB-1は、CCS付属バッテリーよりも大容量です。
| 項目 | CCS付属バッテリー | CLIB-1(別売) |
|---|---|---|
| 容量 | 3.6V 3350mAh×2(約24.12Wh) | 約48.1Wh(7.4V 6500mAh) |
| フル充電1回あたりの電気代(目安) | 約0.8〜1.1円 | 約1.7〜2.1円 |
| 充電時間 | 約5時間 | 約6時間 |
いずれにしても、フル充電1回あたりの電気代は数円以内に収まる計算になり、どちらを選んでも電気代の負担はごくわずかといえそうです。
購入価格と合わせて考えるトータルコスト
CCSの実売価格は5,000円台〜8,000円程度が目安で、これはフルセット(ウェア・ファン・バッテリー込み)の価格です。
ここに1シーズンの電気代(毎日使っても約72〜99円程度)を加えても、トータルコストへの影響はごくわずかです。
つまり、CCSを検討する際に気にすべきは「電気代」よりも「本体価格」「バッテリーの経年劣化」、そして「猛暑下での冷却性能の限界」の3点であり、電気代というランニングコストの心配自体はほぼ不要といえそうです。
エアコンの使用時間を1日1〜2時間減らせるだけでも、その分の電気代の節約効果はCCSの充電コストを大きく上回る可能性があります。
充電方法と外出先での充電について
CCSにはコントローラー付きケーブルとUSB-A-micro-Bケーブルが付属しています。
USB経由で充電するタイプのため、対応する出力のモバイルバッテリーやパソコンのUSBポートからも充電できる場合が多いと考えられますが、機器の仕様によっては充電できない場合もあるため、事前に対応状況を確認しておくと安心です。
外出先でバッテリー残量が気になった際に、モバイルバッテリーを携帯しておけば継ぎ足し充電できる点は、屋外での長時間使用を想定している方には安心材料になりそうです。
USBの出力仕様(電圧・電流)によっては充電速度が変わる場合があります。付属のケーブル・対応する出力の充電器を使用することをおすすめします。
バッテリーを長持ちさせるための基本知識

リチウムイオン電池は、一般的に満充電のまま放置したり、完全に使い切った状態で長期間放置したりすると劣化が進みやすいとされています。
シーズンオフに長期保管する場合は、満充電・完全放電のどちらでもなく、ある程度充電した状態で保管するとよいとされる一般的な知見もあります。
また、直射日光の当たる車内など高温になる場所での保管・充電は避けた方が安心です。
電気代をさらに抑えるための使い方のコツ
- 常に「強」で使うのではなく、体感に合わせて「弱」や「リズム」も活用する
- 継ぎ足し充電よりも、バッテリー残量をある程度使い切ってからまとめて充電する方が効率的とされる場合がある
- 充電中は高温多湿な場所を避け、純正または対応する充電器を使用する
- 使わない日はバッテリーを外して保管し、無駄な自己放電を減らす
- 複数枚のクールウェアを使い回す場合は、充電スケジュールをまとめて管理すると充電回数のロスを減らしやすい
電気代自体がもともとわずかなため、節約効果よりも「バッテリーを長持ちさせる」という意味合いの方が大きいかもしれません。
こんな人におすすめ
電気代を気にせず使いたい人
- 毎日充電しても電気代はごくわずかで済ませたい人
- エアコンの使用時間を減らして節電したい人
- コードレスで身軽に過ごしたい人
注意しておきたい人
- 1日に何度も強運転で使い切ってしまう予定の人(こまめな充電が必要)
- 電気代よりも風量・涼しさの強さを最優先したい人
よくある質問(Q&A)
Q1. 充電中に着用することはできますか?
充電中の着用については公式に明記された情報がないため、安全のため充電中は着用を控えることをおすすめします。
Q2. バッテリーの寿命はどれくらいですか?
リチウムイオン電池は一般的に充放電を繰り返すことで徐々に容量が低下していきます。具体的な寿命回数は公式に明記されていないため、長く使うためには過充電・過放電を避けるなどの基本的な扱い方を意識するとよいでしょう。
Q3. モバイルバッテリーとしてスマホの充電もできますか?
付属バッテリーはウェアのファン駆動を主目的としているため、他機器への給電を前提とした製品ではありません。詳細は取扱説明書でご確認ください。
Q4. 電気代以外にランニングコストはかかりますか?
バッテリーは消耗品のため、長期間使用すると将来的に交換が必要になる可能性があります。交換用バッテリーの価格や対応可否は購入時期によって変わる場合があるため、公式サイトでご確認ください。
Q5. 充電を忘れてもすぐ使えますか?
フル充電には約5時間かかるとされているため、当日すぐに長時間使いたい場合は前日までの充電がおすすめです。
Q6. 外出先でモバイルバッテリーから充電できますか?
USB経由での充電のため、対応する出力のモバイルバッテリーがあれば充電できると考えられます。詳細は取扱説明書でご確認ください。
Q7. 電気代の計算方法に地域差はありますか?
電力会社や契約プランによって1kWhあたりの単価は異なります。この記事では31円/kWhを目安に計算していますが、正確な金額はご契約中の電力会社の料金プランをご確認ください。
あわせて読みたい関連記事
CCSの詳しい口コミや、WORKシリーズ(CHW/CNW)との違いについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
まとめ
クールウェアCASUALセット(CCS)はコードレスのバッテリー式で、電気代がかかるのは充電するタイミングのみです。
フル充電1回あたりの電気代は約1円前後(0.8〜1.1円)、毎日使っても夏場3ヶ月間で約72〜99円程度という試算になり、エアコンなどと比べて電気代の負担はごくわずかといえそうです。
運転モードや充電のタイミングを工夫すれば、バッテリーを長持ちさせながら快適に使い続けられます。
価格や在庫状況は変動しやすいため、購入を検討するタイミングで最新情報を確認することをおすすめします。
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